梅雨は苔むす

つゆのはっかの個人ブログ。育児とか教育とかしょうもない話とか。

これは、多様性の話(第一次献立紛争〜納豆事変〜)

私は独身ではありません。そして単身赴任もしていない上に子どももいるので、家には私以外の人間が一緒に住んでいます。

子どももまだ小さいので、食事によっては大人とは別に作る事もあります。また個々の好き嫌いから避ける食材が存在し、場合によってはそこでも違う料理を用意しなければいけない時もあります。

ぶっちゃけ面倒くさいよ?面倒くさくないって事はないよ?

でもやらないといけなかったり、だって私鶏肉食べたいんだもんよ(鶏肉嫌いがいる)。

例え同じ生活をしていても、好みとは面白いですが分かれます。それが夫婦ともなると、そもそも「今」一緒に過ごしてるだけで「過去」は別の家庭。ましてや住んでいた地域が違えば尚更に好みが違うのなんてむしろ騒ぐほどの話でもない

夫は、とにかく納豆が好きです。私も納豆は好きなんですけど、夫の好きは私がちょっと引くレベルで好きです。1日に3パック以上食べていた事もあり、流石にそれはやめてもらいました。それでも毎日1日1パックは必ず食べます。

この納豆。先に言ったように私も好きなので「匂いがー」とか「ネバネバがー」とか喧嘩になる事はありません。というか納豆で喧嘩をした事は一応無いです

ただね……夫は、何にでも納豆をかけます。ご飯だけではなくカレーにもかけます。カレーはね、まだ許せたんですけど…ハヤシライスにもかけるんですよ。

流石にハヤシライスはなくない?!と叫んでしまったんですよね。でも夫は全然平気なんだとか。…いやぁ私にはできないわ。

そんな事もあってか、私としては夫の方が「味が混ざる事に抵抗が少ないタイプ」かと思っていました。ですがある日夫に言われました。

 

「え…?それ混ぜるの??…俺には無理だわ……」

 

っていうかそんなに?そんな深刻そうに言われるほど?!(もうドン引きの雰囲気モリモリ)

その時私が食べていたのは「卵ご飯、海苔の佃煮乗せ」。以前テレビで卵ご飯に混ぜると美味しいものでやっていて、やる様になってからハマってよく食べています。とはいえ、子どもが産まれてからどうしても一緒に食事ができないのもあって(親は交代で食べている)夫は私が食べてるのを見た事が実はなかったらしいんですよね。

まぁ、私が好きなものを好きになれとは言いませんよ。とはいえ流石にそこまでドン引きする事もなかろうよ!!と思いつつ、とはいえ夫も「それやめて」と言うわけではない。

 

ああ…多分身近な多様性ってこういう事なんだろうなぁ。好きな食べ物嫌いな食べ物…そういうのをお互いに否定するでも肯定するでもなくても、へぇそうなんだね。で理解する。生活に学びは転がっているとたまに聞くけれど、確かに思い起こすとそうなんだと思う。とはいえそんなの思いもしないまま通り過ぎて行く事の方が生活の中では多すぎる。でも生きてるだけで、やっぱり経験値は多かれ少なかれ増えてはいるんだろう。そんな事をふと考えてしまいました(酒を飲んでいたわけでもないのに)

子どもたちが大きくなったら、ちょっとそんな話もしてみたい。

 

でも、お子さまズ。あなた方の嫌いはまだまだ戦わせていただきます。

人参食べて!!!!!!!

 

(by イワャカン174)